“くちごも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
口籠96.1%
口吃1.3%
口訥1.3%
口隱1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
クリストフは顔を赤くして、「クラフト夫人」——言いつけられたとおりの言葉を使って——に会いに来たのだと口籠くちごもりながら答えた。
啓之助はみじめなほど口吃くちごもって
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しゆよ、口訥くちごもる萬物のなかに立ちて、わが心、願はくはその言ふ所を知る者の如くあらなむ。
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
口隱くちごもる。)いえ、其。……秋になればお師匠樣も戻られませうかと存じまして……。
能因法師 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)