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くちご
ふりがな文庫
“くちご”の漢字の書き方と例文
語句
割合
口籠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口籠
(逆引き)
傍に居た大勢の人々も驚いて皆
一時
(
いちどき
)
に娘の顔を見つめました。皆から顔を見られて、娘は恥かしそうに
口籠
(
くちご
)
もりましたが、とうとう思い切って
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
と云いさして私は
口籠
(
くちご
)
もった。形容の出来ない昂奮に全身が
青褪
(
あおざ
)
めたように感じつつ
辛
(
かろ
)
うじて唇を動かした。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
私が差出した手紙と聖書をちらりと見たが、別に受取ろうともしないまま、心持ち
口籠
(
くちご
)
もって云った。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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