“くごも”の漢字の書き方と例文
語句割合
口籠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我ははしりて姫の前に出で、白く細き右手に接吻せり。姫はアントニオと我名を呼び掛け給ひしが、流石にしばし口籠くごもりて、世にさちある人となり給へ、さらばとて、我額に接吻し給ふ。
口籠くごもる男をくせとみしも
秋の日 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)