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『秋の日』
ふりがな文庫
『
秋の日
(
あきのひ
)
』
眼を惱む山雀の 愁を分けて、秋の日 乳母の里、梨寺に 稚日想をなやみぬ 花びら 地に落つる音 芥子ちるか 秋なるに はた山なるに いと淋しや 宵、また籠をいだいて 憂ひぬ、鳥の病に ああ疑ふ 死せざらんや、いかで さて風ふかば、いかで 聞か …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
切
(
せち
)
今
(
こ
)
振
(
ふり
)
覺
(
さ
)
肌
(
はだへ
)
口籠
(
くごも
)
想
(
おもひ
)
憂
(
うれ
)
宵
(
よひ
)
野面
(
のもせ
)
山雀
(
やまがら
)
惱
(
なや
)
乳母
(
うば
)
癖
(
くせ
)
秋風
(
あきかぜ
)
稚日
(
ちじつ
)
笑顏
(
ゑがほ
)
芥子
(
けし
)
鳴
(
な
)