“山雀”の読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
やまがら100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山雀やまがらのようにもなくさえずり、小声こごえうたい、ヒヒヒと頓興とんきょうわらしたりしているが
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
それから話は奥山の話になる。山雀やまがらの芸当やら、花屋敷の人形やら、珍世界、水族館などと色々出る。妹は気をゆるめてもう話に酔つて居る。
茗荷畠 (新字旧仮名) / 真山青果(著)
山雀やまがらのやうにもなくさへづり、小聲こゞゑうたひ、ヒヽヽと頓興とんきようわらしたりてゐるが
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「可愛い奴だ。何鳥かしら」老紳士は覗き込むやうにして雛の毛をあらためました。「山雀やまがらによく似てゐるな。山雀かい、お前たちは」
山雀 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
きつねだとか、頬白ほゝじろだとか、山雀やまがらだとか、鮟鱇あんかうだとかさばだとか、うぢだとか、毛虫けむしだとか、くさだとか
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
小禽とは、すずめ山雀やまがら四十雀しじふから、ひは、百舌もず、みそさざい、かけす、つぐみ、すべて形小にして、力ないものは、みな小禽ぢゃ。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
渡鳥わたりどり小雀こがら山雀やまがら四十雀しじふから五十雀ごじふから目白めじろきくいたゞき、あとりをおほみゝにす。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
小禽とは、すずめ山雀やまがら四十雀しじゅうから、ひわ、百舌もず、みそさざい、かけす、つぐみ、すべて形小にして、力ないものは、みな小禽じゃ。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
つぐみひは獦子鳥あとり深山鳥みやま頬白ほゝじろ山雀やまがら四十雀しじふから——とてもかぞへつくすことが出來できません。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
山雀やまがらやら、四十雀しじゅうからやら、その他の小鳥が、チェンチェンツーツーと林の暗い、繁みで小啼ささなきをしていた。
越後の冬 (新字新仮名) / 小川未明(著)