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鶸
ふりがな文庫
“鶸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひわ
71.4%
ひは
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひわ
(逆引き)
雀や
鶸
(
ひわ
)
や
山雀
(
やまがら
)
や山鳩の、啼声ばかりが繁く聞こえる、鎮守の森に包まれて、気絶して倒れた主水の姿が、みじめに痛々しく眺められた。
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
竹むらにからまる
烏瓜
(
からすうり
)
をつつきに来る
鴉
(
からす
)
、縁側の上まで寄って来る雀、庭木の細かい枝をくぐる
鶸
(
ひわ
)
や
四十雀
(
しじゅうから
)
の姿も目に止った。
果樹
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
鶸(ひわ)の例文をもっと
(25作品)
見る
ひは
(逆引き)
枯つ葉一つがさつか無え桑畑の上に
屏風
(
びやうぶ
)
を
立
(
たて
)
てよ、その桑の枝を
掴
(
つか
)
んだ
鶸
(
ひは
)
も、寒さに
咽喉
(
のど
)
を痛めたのか、声も立て無えやうな
凍
(
い
)
て
方
(
かた
)
だ。
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
林
(
はやし
)
には
百舌
(
もず
)
が
遊
(
あそ
)
んで
居
(
ゐ
)
ました。
百舌
(
もず
)
は
雄鷄
(
おんどり
)
の
方
(
はう
)
を
見
(
み
)
ては
笑
(
わら
)
ひました。そこへ
鶸
(
ひは
)
も
舞
(
ま
)
つて
來
(
き
)
ました。
鶸
(
ひは
)
は
雄鷄
(
おんどり
)
の
方
(
はう
)
を
見
(
み
)
て、
百舌
(
もず
)
と
同
(
おな
)
じやうに
笑
(
わら
)
ひました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
鶸(ひは)の例文をもっと
(10作品)
見る
鶸
漢検1級
部首:⿃
21画
鳥類の漢字
黄鶲
鸞
鸛
鸚鵡
鸚哥
鷽
鷺
鷹
鷸
鷲
鷭
鷦鷯
鷓鴣
鷂
鶺鴒
鶴
鶲
鶯
鶫
鶩
...
“鶸”を含む語句
鶸茶
鶸色
唐鶸
河原鶸
鶸色繻子
鶸茶色
鶸萌葱
鶸鳥
“鶸”のふりがなが多い著者
中勘助
立原道造
ヴィクトル・ユゴー
野口雨情
柳田国男
水上滝太郎
三好達治
島崎藤村
アントン・チェーホフ
山村暮鳥