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鶩
ふりがな文庫
“鶩”の読み方と例文
読み方
割合
あひる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あひる
(逆引き)
次の日は
仲秋節
(
ちゅうしゅうせつ
)
。——
史家
(
しけ
)
の小作や奉公人は、昼から
莚席
(
えんせき
)
の支度に忙しかった。羊を
屠
(
ほふ
)
り
鶩
(
あひる
)
や鶏をつぶすこと、何十羽かわからない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一体
浪花節語
(
なにはぶしかた
)
りは、首を
縊
(
し
)
められた
鶩
(
あひる
)
のやうに、一生に一度出せばよい声を、ざらに絞り出すので誰でもが病的になつてしまふ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
高取は一年間の勤めを了えて、二年兵になったその日に、歩哨に立っている場所を離れて
鶩
(
あひる
)
を追っかけまわした。そして軍法会議にまわされた。
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
鶩(あひる)の例文をもっと
(21作品)
見る
鶩
漢検1級
部首:⿃
20画
鳥類の漢字
黄鶲
鸞
鸛
鸚鵡
鸚哥
鷽
鷺
鷹
鷸
鷲
鷭
鷦鷯
鷓鴣
鷂
鶺鴒
鶸
鶴
鶲
鶯
鶫
...
“鶩”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
ヴィクトル・ユゴー
西田幾多郎
黒島伝治
北原白秋
南方熊楠
三遊亭円朝
谷崎潤一郎
島崎藤村
薄田泣菫