“あひる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
家鴨79.1%
16.3%
1.6%
泥鴨0.8%
0.8%
鵞鳥0.8%
0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
または藝者や素敵な美人や家鴨あひる……引ツくるめていふと、其等の種々の人や動物や出來事が、チラリ、ホラリと眼に映ツてそして消えた。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
一体浪花節語なにはぶしかたりは、首をめられたあひるのやうに、一生に一度出せばよい声を、ざらに絞り出すので誰でもが病的になつてしまふ。
しよりえてよみしに、○塔不剌たふふらとありてちゆうに○ねぎさんしよ○油○ひしほいりつけあとよりあひる或は雞○をいれ、慢火ぬるひにて養熟しあげるとあり。
この世の中に、旧式の丸髷まるまげ泥鴨あひるのような歩き振、温順と貞節とよりほかに何物をも有せぬ細君に甘んじていることは時雄には何よりも情けなかった。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
で、夕暮のぜんの上の酒はおびただしく量を加えて、泥鴨あひるごとく酔って寝た。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
とりあひるが落ち合うて
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
武大ぶだはいつもの公園に出て、蒸饅頭むしまんじゅう蒸籠店せいろうみせをひろげていた。ひるさがりの頃である。池の鵞鳥あひるばかりガアガアいて、ここの蒸饅頭は一こう人も振り向かない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、白いあひるの羽を一本ずつ手渡した。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)