“あいがも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
刁鴨25.0%
合鴨25.0%
家鴨25.0%
間鴨25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我々の家へ、大きな、ふとった刁鴨あいがも二羽の贈物が届いた(図489)。これ等は四本の短い竹の脚を持つ、四角くて浅い籠に入っていた。刁鴨は野菜と緑葉と、三個の丸い檸檬レモンとの上に置いてあった。
*この頃食ってうまいものに合鴨あいがも、あひるがある。合鴨の青首はあひると同じ格好で区別がつかぬ。
料理メモ (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
あるいはそれが一段細かくなって家鴨あいがもよりほかに食わせない店もある。しまいには鳥の爪だけ食わせる所とか牛の肝臓だけ料理する家ができるかも知れない。分れて行けばどこまで行くか分りません。
道楽と職業 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
深川八幡前の小奇麗な鳥屋の二階に、間鴨あいがもか何かをジワジワ言わせながら、水昆炉みずこんろを真中に男女の差向い。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)