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『沙漠の美姫』
ふりがな文庫
『
沙漠の美姫
(
さばくのびき
)
』
「君は王昭君をどう思うね?」 私は李白にこうきいてみた。 と、李白は盃を置いたが、 「まあK君これを見てくれたまえ」紙へサラサラと詩を書いた。 昭君払玉鞍。上馬𠽜紅頬。 今日漢宮人。明朝胡地妾。 「成程」と私は薄ら笑いをしたが、 「ほんとに …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「サンデー毎日」1928(昭和3)年4月22日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
前面
(
てまえ
)
妾
(
しょう
)
襪
(
べつ
)
弩
(
おおゆみ
)
鳥渡
(
ちょと
)
下
(
もと
)
輩
(
ばら
)
鳴鏑
(
なりやじり
)
実
(
げ
)
嫁
(
か
)
爪探
(
つまぐ
)
逞
(
たくまし
)
飜
(
ひるが
)
伍
(
くみ
)
仏子
(
ほうす
)
眩
(
くら
)
腐木
(
ふぼく
)
直
(
すぐ
)
洩
(
もら
)
連子
(
つれこ
)
更
(
さら
)
暗
(
やみ
)
歌声
(
かせい
)
廻
(
めぐ
)
家鶏
(
あひる
)
幕屋
(
ばくおく
)
位
(
くらい
)
倦
(
あ
)
矢張
(
やは
)
冒頓
(
ぼくとつ
)
竟寧
(
きょうねい
)
糧秣
(
りょうまつ
)
纛
(
とう
)
胡地
(
こち
)
胡座
(
あぐら
)
胡笛
(
かく
)
円
(
まる
)
蒙
(
こうむ
)
兎
(
と
)
譜
(
ふ
)
何
(
ど
)
鉞
(
まさかり
)
閧
(
とき
)
頤髯
(
あごひげ
)
頭曼
(
とうまん
)
顫
(
ふる
)
但
(
ただ
)
飜
(
ひるがえ
)
駃騠
(
けってい
)
騊駼
(
とうと
)
騎
(
の
)
以
(
もっ
)
亙
(
わた
)
槍
(
やり
)
寧
(
むし
)
当于
(
とうう
)
心掛
(
こころがけ
)
戈
(
ほこ
)
成程
(
なるほど
)
敢為
(
かんい
)
斃
(
たお
)
夏后
(
かこう
)
厭
(
いや
)
月氏
(
げっし
)
李白
(
りはく
)
柘榴
(
ざくろ
)
眼瞼
(
まぶた
)
厩舎
(
うまや
)
毎
(
ごと
)
気障
(
きざ
)
即
(
すなわ
)
溺
(
おぼ
)
焔
(
ほのお
)
然諾
(
ぜんだく
)
匈奴
(
きょうど
)
狐兎
(
こと
)
琅玕
(
ろうかん
)
瓢石
(
ひょうせき
)
剣
(
つるぎ
)