“纛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とう50.0%
オホハタ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
騎馬に乗った呼韓邪単于こかんやぜんうと、白馬に乗った王昭君と、同じような白馬ではあったけれど、やや貧弱な白馬に乗ったK、すなわち私とをめぐって、とうだの旗だの盾だの仏狼機ふつろうきだの、弓だの
沙漠の美姫 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
後期王朝の初めには、幡其物に直ちに、神格を認める様になつて居る。別雷神のオホハタの神(令集解)と言ふ、山城紀伊郡真幡寸マハタキ神社などが、此である。而も、やはり「纛」の字面に拘泥してはならぬ。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)