“柘榴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざくろ97.8%
さくろ1.5%
じゃくろ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私と東六は室の隅の丸い卓子テーブルを前にして、所の名物柘榴ざくろ酒を飲みながら、四辺の様子を見て居りましたが、不意に其時、私達の横で
赤格子九郎右衛門 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
菅神怍色はづるいろあり、たま/\柘榴さくろすゝむ、 菅神たべかけはきほのふをなし玉ひしといふ故事ふることは、元亨釈書げんかうしやくしよ妄説まうせつおこる。
ヂュリ いなうとや? はまだきゃせぬのに。こはがってござるおまへみゝきこえたは雲雀ひばりではなうてナイチンゲールであったもの。夜毎よごと彼處あそこ柘榴じゃくろて、あのやうにさへずりをる。