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ざくろ
ふりがな文庫
“ざくろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
柘榴
69.4%
石榴
29.0%
拓榴
0.5%
榴
0.5%
石榴花
0.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柘榴
(逆引き)
少女は侍女の一人から半塊の
柘榴
(
ざくろ
)
を貰って種子を盆の上に吐いていた。それを喰べ終ると壮漢に伴われ次の部屋へ廻りに出て行った。
荘子
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ざくろ(柘榴)の例文をもっと
(50作品+)
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石榴
(逆引き)
割れかかった
石榴
(
ざくろ
)
に石を加えたように沖の言葉は久慈の心中へどしりと重みのある実を落した。すると、突然、矢代は遮るように
旅愁
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
ざくろ(石榴)の例文をもっと
(50作品+)
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拓榴
(逆引き)
拓榴
(
ざくろ
)
口みたいにかかれた牡丹! がらんと空いていて青い瓦斯の灯、表を流しがよく通った
随筆 寄席風俗
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
ざくろ(拓榴)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
榴
(逆引き)
皆顔は
漆
(
うるし
)
のように黒くて、その
睛
(
ひとみ
)
は
榴
(
ざくろ
)
よりも大きかった。怪しい者は叟を
攫
(
つか
)
んでいこうとした。汪は力を出して奪いかえした。怪しい者は舟をゆりだしたので
纜
(
ともづな
)
が切れてしまった。
汪士秀
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
ざくろ(榴)の例文をもっと
(1作品)
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石榴花
(逆引き)
牡丹
(
ぼたん
)
芍薬
(
しゃくやく
)
の花極めて
鮮妍
(
せんけん
)
なれどもその
趣
(
おもむき
)
決してダリヤと同じからず、
石榴花
(
ざくろ
)
凌宵花
(
のうぜんかつら
)
宛
(
さなが
)
ら猛火の炎々たるが如しといへどもそは決して赤インキの如きにはあらず。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
ざくろ(石榴花)の例文をもっと
(1作品)
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