“芍薬”のいろいろな読み方と例文
旧字:芍藥
読み方割合
しゃくやく81.3%
しやくやく18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時、老師は、梅雨の晴れ上つた午後の日ざしがあかるくさした障子をうしろに端座してゐた。中庭には芍薬が見事に咲き盛つてゐた。
老主の一時期 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
だが、ある日、静子が芍薬の大きな花束の中に隠して、例の六郎氏常用の外国製乗馬鞭を持って来た時には、私は何だか怖くさえなった。
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
迂生事、昨年七月より近郊にて(現今のところ)約六反歩の土地つき家屋を借受け、昨秋切花用として芍薬二千株程植付け候。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
母に頼んで五程の支出をして貰ひまして菊の花の二三本、春なら芍薬の一つぐらゐを持つて行くやうな人ばかりでしたが
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)