“反歩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たんぶ42.9%
たんぼ28.6%
たんぶり14.3%
たんぽ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迂生事うせいこと、昨年七月より近郊にて(現今のところ)約六反歩たんぶの土地つき家屋を借受け、昨秋切花用として芍薬しやくやく二千株程植付け候。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
裏田圃とも、また浅草田圃とも云つた。単に反歩たんぼとも云つたやうである。
里の今昔 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
旦那だんな山林開墾やまおこしちやうめえのよ、場所ばしよによつちや陸稻をかぼつくれるし、らこんでも三四反歩たんぶりづつはつくつてんだが、今年ことしはえゝ鹽梅あんべえりだから大丈夫だえぢよぶだたあおもつてんのよ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「やっぱり反歩たんぽか。」ときいたが、時代の違っている事に気がついて、「この辺でも吉原の裏へ行くのか。」
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)