反歩たんぶ)” の例文
迂生事うせいこと、昨年七月より近郊にて(現今のところ)約六反歩たんぶの土地つき家屋を借受け、昨秋切花用として芍薬しやくやく二千株程植付け候。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
反歩たんぶか二反歩ぐらいの広さの四角い草原で、多分屋敷か、はたけの跡だろうと思われる平地であったが、立木や何かにおおわれているために幾度も幾度も近まわりをウロ付きながら
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
見る見るうちに、こうやって一反歩たんぶの種播は終りを告げる。