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芍藥
ふりがな文庫
“芍藥”の読み方と例文
新字:
芍薬
読み方
割合
しやくやく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しやくやく
(逆引き)
しづかな山の手の古庭に、春の花は支那の詩人が春風二十四番と數へたやう、梅、
連翹
(
れんげう
)
、桃、木蘭、藤、山吹、牡丹、
芍藥
(
しやくやく
)
と順々に咲いては散つて行つた。
花より雨に
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
蛇苺
(
へびいちご
)
、
芍藥
(
しやくやく
)
、
雪
(
ゆき
)
の
下
(
した
)
、もつと
穩
(
おとな
)
しい
隱立
(
かくしだて
)
よりも、おまへたちの
方
(
はう
)
がわたしは
好
(
すき
)
だ。
滅
(
ほろ
)
んだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
龍虎梅竹
(
りうこばいちく
)
、
玉堂富貴
(
ぎよくだうふつき
)
、ナソレ
牡丹
(
ぼたん
)
に
芍藥
(
しやくやく
)
、
薄
(
すゝき
)
に
蘭
(
らん
)
、
鯉
(
こひ
)
の
瀧登
(
たきのぼ
)
りがと
云
(
い
)
ふと、
鮒
(
ふな
)
が
索麺
(
さうめん
)
を
食
(
く
)
つて、
柳
(
やなぎ
)
に
燕
(
つばめ
)
を、
倒
(
さかさま
)
に
懸
(
か
)
けると、
蘆
(
あし
)
に
雁
(
がん
)
とひつくりかへる……ヨイ/\と
云
(
い
)
ふ
奴
(
やつ
)
でさ。
画の裡
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
芍藥(しやくやく)の例文をもっと
(5作品)
見る
芍
漢検1級
部首:⾋
6画
藥
部首:⾋
18画
“芍”で始まる語句
芍薬
芍薬畑
“芍藥”のふりがなが多い著者
永井壮吉
蒲原有明
泉鏡太郎
上田敏
泉鏡花
永井荷風