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『荘子』
ふりがな文庫
『
荘子
(
そうし
)
』
紀元前三世紀のころ、支那では史家が戦国時代と名づけて居る時代のある年の秋、魏の都の郊外櫟社の附近に一人の壮年=荘子が、木の葉を敷いて休んでいた。 彼はがっちりした体に大ぶ古くなった袍を着て、樺の皮の冠を無雑作に冠って居た。 顔は鉛色を帯びて …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「三田文学」1935(昭和10)年12月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約25分(500文字/分)
朗読目安時間
約42分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
愁
(
さび
)
仰
(
おっしゃ
)
忽
(
こつ
)
全
(
まっと
)
土坡
(
どて
)
抽
(
ひ
)
係
(
かかわ
)
偉
(
おお
)
刻
(
きざ
)
后宮
(
こうきゅう
)
囃
(
はやし
)
委
(
まか
)
安
(
やすん
)
宜
(
よ
)
巧
(
たくみ
)
帯
(
お
)
慣
(
なら
)
懇
(
ねんごろ
)
抽
(
ぬき
)
据
(
すわ
)
斯
(
こ
)
有勝
(
ありが
)
瞑
(
つむ
)
穿
(
うが
)
籬落
(
まがき
)
薪割
(
まきわ
)
裳
(
も
)
見
(
まみ
)
訣
(
わか
)
謀
(
はかりごと
)
赫
(
あか
)
鑿
(
ほ
)
頓着
(
とんちゃく
)
一寸
(
ちょっと
)
七竅
(
しちきょう
)
不味
(
まず
)
乍
(
なが
)
何処
(
どこ
)
佝僂
(
せむし
)
俟
(
ま
)
儵
(
しゅく
)
其処
(
そこ
)
冠
(
かぶ
)
凌
(
しの
)
凝
(
こ
)
却
(
かえ
)
厨
(
くりや
)
司
(
つかさど
)
合従
(
がっしょう
)
名嬪
(
めいひん
)
名残
(
なごり
)
呉々
(
くれぐれ
)
執
(
と
)
塒
(
ねぐら
)
夕靄
(
ゆうもや
)
大梁
(
たいりょう
)
妲妃
(
だっき
)
姑蘇
(
こそ
)
家鴨
(
あひる
)
対手
(
あいて
)
就
(
つ
)
屈
(
かが
)
屎尿
(
しにょう
)
巷
(
ちまた
)
幸
(
さいわい
)
御者
(
ぎょしゃ
)
快哉
(
かいさい
)
恍惚
(
こうこつ
)
手許
(
てもと
)
承
(
う
)
折角
(
せっかく
)
揮
(
ふる
)
擡頭
(
たいとう
)
敢
(
あえ
)
斧
(
おの
)
斧鉞
(
ふえつ
)
新
(
あらた
)
曾
(
かつ
)
柘榴
(
ざくろ
)
櫟
(
くぬぎ
)
櫟社
(
れきしゃ
)
此頃
(
このごろ
)
沙汰
(
さた
)
洛邑
(
らくゆう
)
流行
(
はや
)
淮河
(
わいが
)
渾沌
(
こんとん
)
漆園
(
しつえん
)
然
(
しか
)
煥発
(
かんぱつ
)
牀几
(
しょうぎ
)
牡丹
(
ぼたん
)
瓦甓
(
がへき
)
瓦石
(
がせき
)
申訳
(
もうしわけ
)
疎
(
うと
)
痩
(
や
)
盛
(
さかん
)
真赫
(
まっか
)
矢庭
(
やにわ
)