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有勝
ふりがな文庫
“有勝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ありがち
87.5%
ありが
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ありがち
(逆引き)
それから熱が
醒
(
さ
)
めて、あの濡紙を
剥
(
は
)
ぐように、全快をしたんだがね、病気の品に依っては随分そういう事が
有勝
(
ありがち
)
のもの。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お杉が評判の美人であるにも
拘
(
かかわ
)
らず、
盛
(
さかり
)
を過ぎるまで縁遠いに
就
(
つい
)
ても、山里には
有勝
(
ありがち
)
の
種々
(
しゅじゅ
)
の想像説が伝えられた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
有勝(ありがち)の例文をもっと
(14作品)
見る
ありが
(逆引き)
あの年頃の青年に
有勝
(
ありが
)
ちの、妙な神経衰弱的
厭世観
(
えんせいかん
)
に捕われていたのであろう。その前の年までは盛に山を歩いていたのだが、この夏休には、とても山に登る元気がない。
可愛い山
(新字新仮名)
/
石川欣一
(著)
顔は鉛色を帯びて
艶
(
つや
)
が無く、切れの鋭い眼には思索に疲れたものに
有勝
(
ありが
)
ちなうるんだ瞳をして居た。だが、顔色に不似合な赤い唇と、ちぢれて濃い髪の毛とは彼が感情家らしいことを現わして居る。
荘子
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
有勝(ありが)の例文をもっと
(2作品)
見る
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
勝
常用漢字
小3
部首:⼒
12画
“有”で始まる語句
有
有難
有無
有様
有之
有頂天
有耶無耶
有明
有名
有体
検索の候補
勝負有
有不勝自
“有勝”のふりがなが多い著者
石川欣一
水上滝太郎
島崎藤村
石川啄木
三遊亭円朝
菊池寛
幸田露伴
夏目漱石
岡本綺堂
森鴎外