“有無”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うむ74.5%
あるなし9.2%
ありなし7.1%
ゆうむ5.1%
いうむ2.0%
ほど1.0%
アリナシ1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“有無”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.7%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そのうちに日が暮れかかると、草むらから幾人の男があらわれて、有無うむをいわさずに彼を捕虜とりこにしてき去った。
内乱の性質せいしつ如何いかんは以て干渉の有無うむ判断はんだんするの標準ひょうじゅんとするにらざるなり。
こんな場合に遭遇った時、護身用の利器の有無あるなしは、致命的に大切なことである。防げるだけは防がなければならない。
奥さんの家出 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
黒子の有無あるなしは別にどうでもよい事であるが、風呂屋の番頭さえ気のつかない事を、どうして新聞記者が知っていたのだろう。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
すっぽりと被るのが、寒さを凌ぐより、半分は見得で、帽子の有無ありなしでは約二割方、仕立上りの値が違う。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのあとで茶をれて四方八方よもやまの話から、幽霊の有無ありなしの話をしましたが、
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
されば小説家たらんとするものはまづおのれが天分の有無ゆうむのみならず、またその身の境遇をも併せかえりみねばならぬなり。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
釣り竿の有無ゆうむは考へかたけれど、あみおそらくあみなりしならんと思はる。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
既にしば/\云つた如くに、わたくしは棭斎の詳伝の有無いうむを知らない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
両本は恰も好し有無いうむ相補ふのであつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
色気の有無ほどが不可解である。
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ミコトにそむく そむかず 正し見て、罪の有無アリナシ うたがひはらせ
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)