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有無
ふりがな文庫
“有無”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うむ
75.5%
あるなし
8.5%
ありなし
6.6%
ゆうむ
4.7%
いうむ
2.8%
ほど
0.9%
アリナシ
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うむ
(逆引き)
ただしだぞ、万一またも
失策
(
しくじ
)
ッたばあいは、
有無
(
うむ
)
をいわせず頭を丸坊主にして、国元の寺へ
左遷
(
させん
)
するぞと、先に言い渡してから
面
(
つら
)
を出せ
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
有無(うむ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あるなし
(逆引き)
黒子の
有無
(
あるなし
)
は別にどうでもよい事であるが、風呂屋の番頭さえ気のつかない事を、どうして新聞記者が知っていたのだろう。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
有無(あるなし)の例文をもっと
(9作品)
見る
ありなし
(逆引き)
獲物の
有無
(
ありなし
)
でおもしろ味に
変
(
かわり
)
はないで、またこの
空畚
(
からびく
)
をぶらさげて、
蘆
(
あし
)
の中を
釣棹
(
つりざお
)
を担いだ処も、工合の
可
(
い
)
い感じがするのじゃがね。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
有無(ありなし)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
ゆうむ
(逆引き)
されば小説家たらんとするものはまづおのれが天分の
有無
(
ゆうむ
)
のみならず、またその身の境遇をも併せ
省
(
かえりみ
)
ねばならぬなり。
小説作法
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
有無(ゆうむ)の例文をもっと
(5作品)
見る
いうむ
(逆引き)
私は
唯
(
ただ
)
両国橋の
有無
(
いうむ
)
に
係
(
かゝは
)
らず其の
上下
(
かみしも
)
に
今猶
(
いまなほ
)
渡場
(
わたしば
)
が残されてある如く隅田川其の他の川筋にいつまでも昔のまゝの
渡船
(
わたしぶね
)
のあらん事を
希
(
こひねが
)
ふのである。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
有無(いうむ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ほど
(逆引き)
色気の
有無
(
ほど
)
が不可解である。ある種のうつくしいものは、神が
惜
(
おし
)
んで人に与えない説がある。なるほどそういえば、一方円満柔和な婦人に、
菩薩相
(
ぼさつそう
)
というのがある。続いて尼僧顔がないでもあるまい。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
有無(ほど)の例文をもっと
(1作品)
見る
アリナシ
(逆引き)
勅
(
ミコト
)
にそむく そむかず 正し見て、罪の
有無
(
アリナシ
)
うたがひはらせ
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
有無(アリナシ)の例文をもっと
(1作品)
見る
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“有無”で始まる語句
有無雲
有無分明
有無流轉
検索の候補
有無雲
有無流轉
有無分明
神兮長有有無間
有耶無耶
有象無象
無何有
有縁無縁
有形無形
無可有郷
“有無”のふりがなが多い著者
中里介山
アリギエリ・ダンテ
近松秋江
吉川英治
井上円了
薄田泣菫
永井荷風
牧逸馬
新渡戸稲造
作者不詳