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釣棹
読み方 | 割合 |
つりざお | 63.6% |
つりざを | 27.3% |
つりさお | 9.1% |
獲物の
有無でおもしろ味に
変はないで、またこの
空畚をぶらさげて、
蘆の中を
釣棹を担いだ処も、工合の
可い感じがするのじゃがね。
このくらゐの
雨は、
竹の
子笠に
及ぶものかと、
半纏ばかりの
頬被で、
釣棹を、
刺いて
見しよ、と
腰にきめた
村男が、
山笹に
七八尾、
銀色の
岩魚を
徹したのを、
得意顏にぶら
下げつゝ
遊船会社の前の
峡口は高い高い白い石の橋台に立って、驚くべき長い
釣棹を垂れている人影も見えた。橋の下にも
幾群か糸を投げて
魚を待つ影も見えた。