“懇”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ねんご56.0%
ねんごろ39.6%
ねもごろ2.2%
こん1.6%
ねん0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“懇”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸17.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.4%
歴史 > 伝記 > 個人伝記3.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
今まで手にも触れなかった袋入りの物と、帛紗包ふくさづつみの二品を手に取って、お君はねんごろに推しいただきました。
奥へ招じて、ねんごろに歓待した。種々、忠明の評を聞いた。やがて客はすずやかに立帰って行ったが、その後で、十兵衛が、
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
をんなれでかざりだから他人ひとにもられるからね」内儀かみさんはねんごろにいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
な、けれども、殿、殿たちは上﨟じょうろうかばわしゃろうで、ねんごろ申したかいに、たってとはよう言わぬ。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
みちばたのさくらの太根ふとね玉葱たまねぎねもごろいだきわがいこひたり
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
くいのなげかひをねもごろ通夜つやし見まもる。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
代助はこんよく御化粧の監督者になって、両人ふたりそばに附いていた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
就而は過分くわぶん之重任を受候も、畢竟亡父御こん情を以、莫大ばくだい之金子拜借を得、是が爲に多くの子供を生育いたし候故に而、全右之御かげを以活動くわつどうを得候次第
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
そうして機嫌きげんの好い顔つきをして、学士のかずのこんなにえて来た今日こんにち、いくら世話をする人があろうとも、そう最初から好い地位が得られる訳のものでないという事情をねんごろに説いて聞かせた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)