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懇
ふりがな文庫
“懇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねんご
56.2%
ねんごろ
39.8%
ねもごろ
2.0%
こん
1.5%
ねん
0.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねんご
(逆引き)
和尚も巡礼の
身上
(
みのうえ
)
で聊かでも銭を出して、仏の
回向
(
えこう
)
をして呉れと云うのは感心な志と思いましたから、
懇
(
ねんご
)
ろに仏様へ回向を致します。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
懇(ねんご)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ねんごろ
(逆引き)
彼等の物語をば
笑
(
ゑま
)
しげに傍聴したりし横浜
商人体
(
しようにんてい
)
の乗客は、
幸
(
さいはひ
)
に
無聊
(
ぶりよう
)
を慰められしを謝すらんやうに、
懇
(
ねんごろ
)
に
一揖
(
いつゆう
)
してここに下車せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
懇(ねんごろ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ねもごろ
(逆引き)
是
(
こ
)
の故に智識に預る者は
懇
(
ねもごろ
)
に至誠を発して
各介福
(
おほいなるさきはひ
)
を招かば、
宜
(
よろ
)
しく毎日三たび廬舎那仏を拝し、自ら念を存し各廬舎那仏を造るべし
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
懇(ねもごろ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
こん
(逆引き)
その意味を
懇
(
こん
)
々と教えて下すったが、それがほんとうに理解出来たのは、いつごろのことだったろう。
次郎物語:04 第四部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
懇(こん)の例文をもっと
(3作品)
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ねん
(逆引き)
そうして
機嫌
(
きげん
)
の好い顔つきをして、学士の
数
(
かず
)
のこんなに
殖
(
ふ
)
えて来た
今日
(
こんにち
)
、いくら世話をする人があろうとも、そう最初から好い地位が得られる訳のものでないという事情を
懇
(
ねん
)
ごろに説いて聞かせた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
懇(ねん)の例文をもっと
(1作品)
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懇
常用漢字
中学
部首:⼼
17画
“懇”を含む語句
昵懇
御懇
懇意
懇望
懇々
眤懇
懇親
別懇
懇願
懇篤
懇切
入懇
顔昵懇
御懇情
御眤懇
御懇望
懇情
懇談会
懇請
御昵懇
...
“懇”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
中里介山
吉川英治
南方熊楠
中島敦
小栗虫太郎
伊藤左千夫
谷崎潤一郎
柳田国男
佐々木邦