“別懇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べっこん74.1%
べつこん25.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ圓生はじめ三遊派の主立った人たちを毎晩のように連れてきては酒よおんなよとチヤホヤもてなした、三遊派の人たちと圓生別懇べっこんの者は
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
今宵こよひ家例かれいり、宴會えんくわいもよふしまして、日頃ひごろ別懇べっこん方々かた/″\多勢おほぜい客人まろうどまねきましたが、貴下こなたそのくみくははらせらるゝは一だん吾家わがや面目めんもくにござる。
何でもないよ、たゞ同藩だつたし、稽古所で私の娘共も、お頼殿と別懇べつこんにしてゐたし、それに私と福島殿とは碁敵ごがたきだつたからな。
うたれ夫にて概略およそわかつたり先月せんげつ初旬はじめ了源寺の所化しよげいつはりたる坊主はまさしく其の願山で有うと何樣なにさま其方の別懇べつこんにする曲者ならん此儀はどうぢやと思ひがけなき事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)