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拍
ふりがな文庫
“拍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
う
83.5%
たた
10.4%
うっ
1.6%
うち
1.2%
うつ
1.2%
たゝ
1.2%
うた
0.4%
ウ
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
う
(逆引き)
そういいながら、水木と洵吉とは、まだ濡れている写真を奪合うようにして覗きみては、手を
拍
(
う
)
って喜び、部屋の中を踊廻っていた。
魔像
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
拍(う)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たた
(逆引き)
誰かぱちぱちと手を
拍
(
たた
)
いたものがあった。すると、今までペンを走らしていた人たちまでそのペンを
措
(
お
)
いて
一斉
(
いっせい
)
に彼の方を見た。
六月
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
拍(たた)の例文をもっと
(26作品)
見る
うっ
(逆引き)
居士一読覚えず案を
拍
(
うっ
)
て奇と叫び、愈〻無々君の説に服し、圓朝氏の技に
駭
(
おどろ
)
き、直に筆を採て平生の所感を記し、以て序に換ゆ。
松の操美人の生埋:01 序
(新字新仮名)
/
宇田川文海
(著)
拍(うっ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
うち
(逆引き)
女ども聞て此丸龜にて江戸屋清兵衞と申は此方ばかり夫では
違
(
ちが
)
ひ御座りませんと云に長兵衞
礑
(
はた
)
と
膝
(
ひざ
)
を
拍
(
うち
)
オヽ
然樣
(
さう
)
だ餘り思ひ過しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
拍(うち)の例文をもっと
(3作品)
見る
うつ
(逆引き)
四面
(
しめん
)
皆
(
みな
)
山にて
老樹
(
らうじゆ
)
欝然
(
うつぜん
)
として
翳塞
(
おほひふさぐ
)
の
中
(
なか
)
に
個
(
この
)
美人
(
びじん
)
を見ること
愕然
(
びつくり
)
し、是
狸
(
たぬき
)
にあらずんばかならず狐ならんといひければ、
岩居
(
がんきよ
)
友
(
とも
)
だちと
相顧
(
あひかへりみ
)
、
手
(
て
)
を
拍
(
うつ
)
て
笑
(
わら
)
ふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
拍(うつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
たゝ
(逆引き)
人
(
ひと
)
を
見
(
み
)
ると、
顏
(
かほ
)
を
曲
(
ま
)
げて、
肩
(
かた
)
を
斜
(
はすつ
)
かひにしながら、
一息
(
ひといき
)
、ばた/\、ばツと
團扇
(
うちは
)
を
拍
(
たゝ
)
く。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
拍(たゝ)の例文をもっと
(3作品)
見る
うた
(逆引き)
拍
(
うた
)
れ夫にて
概略
(
およそ
)
分
(
わか
)
つたり
先月
(
せんげつ
)
初旬
(
はじめ
)
了源寺の
所化
(
しよげ
)
と
僞
(
いつは
)
りたる坊主は
正
(
まさ
)
しく其の願山で有うと
何樣
(
なにさま
)
其方の
別懇
(
べつこん
)
にする曲者ならん此儀は
何
(
どう
)
ぢやと思ひ
掛
(
がけ
)
なき事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
拍(うた)の例文をもっと
(1作品)
見る
ウ
(逆引き)
さうして其後が「掌やらゝに、
拍
(
ウ
)
ちあげ給はね。わが
長寿者
(
トコヨ
)
(常齢)たち」(顕宗紀)の囃し詞めいた文で結んでゐる。此処にも、室ほぎと生命の寿との関係が見える。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
拍(ウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“拍”の意味
《名詞》
(ハク)音楽のリズムを構成する単位。
(ハク)モーラ。
(出典:Wiktionary)
拍
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“拍”を含む語句
拍子
拍手
拍子抜
拍子木
白拍子
足拍子
拍節
突拍子
手拍子
銅拍子
拍車
拍手喝采
間拍子
口拍子
段拍子
乱拍子
艪拍子
櫓拍子
相拍子
大拍手
...
“拍”のふりがなが多い著者
中里介山
国木田独歩
泉鏡花
佐々木邦
泉鏡太郎
夏目漱石
三遊亭円朝
久生十蘭
南方熊楠
山川方夫