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櫓拍子
ふりがな文庫
“櫓拍子”の読み方と例文
読み方
割合
ろびょうし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろびょうし
(逆引き)
鰹舟
(
かつおぶね
)
の
櫓拍子
(
ろびょうし
)
が
仄
(
ほの
)
かに聞こえる。昔奥州へ通う浜街道は、此山の上を通ったのか。八幡太郎も
花吹雪
(
はなふぶき
)
の中を馬で
此処
(
ここ
)
を通ったのか。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
艫幕
(
ともまく
)
いッぱいに風をはらむかと思うと、やがて、
颯
(
さっ
)
! 颯! 颯! 二十四
挺
(
ちょう
)
の
櫓拍子
(
ろびょうし
)
が、
音頭
(
おんど
)
と共に
快
(
こころよ
)
く波を切った——。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは彼の俊敏な五官の一つに響いて来たものの音、やや遠く近く、
櫓拍子
(
ろびょうし
)
の音が、この海から聞え出したからです。
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
櫓拍子(ろびょうし)の例文をもっと
(5作品)
見る
櫓
漢検準1級
部首:⽊
19画
拍
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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櫓
櫓下
櫓櫂
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徳冨健次郎
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泉鏡花