“白拍子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しらびょうし86.1%
しらびやうし8.3%
しらびゃうし2.8%
しらべうし2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後白拍子しらびょうし猿楽さるがくなどあり。不全の楽にはあれど、邦人の作るところなるをもって人心に適するは、はるかに唐楽にまされりとす。
国楽を振興すべきの説 (新字新仮名) / 神田孝平(著)
言ひ伝へによると、白拍子しらびやうししづかが母の磯禅師いそのぜんじはこゝに住むでゐたのださうで、禅師の血統ちすぢはその後も伝はつてゐるが、うまれる娘は皆醜婦揃すべたぞろひである。
花に舞はで帰るさ憎し白拍子しらびゃうし
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
それがわしには相応しとるて。へツへツへ。奴等にや又わしのやうな乞食絵師が相当しとるんだ。だからわしのやうな者もなけれやならんのさ。雲上人相手の白拍子しらべうしばかりぢや世の中は足らん。