『国楽を振興すべきの説（こくがくをしんこうすべきのせつ）』

方今我邦、改正・振興すべきものはなはだ多し。音楽・歌謡・戯劇のごときもその一なり。このこと、急務にあらざるに似たりといえども、にわかに弁ずべからざるものなれば、早く手を下さざれば、その全成を期しがたし。 けだし音律の拙き、いまだ我邦より、は …

著者	神田孝平
ジャンル	芸術・美術 > 音楽 > 音楽
ジャンル	芸術・美術 > 演劇 > 演劇
初出	「明六雜誌　第十八號」明六社、1874（明治7）年10月25日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約3分（500文字/分）
朗読目安時間	約5分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

濶（へだた） 漸（ぜん） 恐（おそら） 下（しも） 玩（めでる） 止（とど） 免（まぬ） 下（くだ） 楽（たのし） 方（ほう） 至（いたり） 覚（おぼ） 害（そこな） 如（し） 上（かみ） 基（もとづ） 古昔（こせき） 趨（おもむ） 堪（た） 優（まさ） 追々（おいおい） 韻踋（いんきゃく） 面白（おもしろ） 狼狽（ろうばい） 闘（たたか） 猥褻（わいせつ） 猥雑（わいざつ） 猿楽（さるがく） 観（み） 賦金（ふきん） 観世（かんぜ） 謂（い） 譏諫（きかん） 寓（ぐう） 体裁（ていさい） 俗楽（ぞくがく） 傚（なら） 処（ところ） 卑俚（ひり） 善（よ） 婬（いん） 宝生（ほうしょう） 法度（はっと） 惜（おし） 慶元（けいげん） 我邦（わがくに） 戯劇（ぎげき） 択（えら） 拙（つたな） 放擲（ほうてき） 歌沢（うたざわ）