“古昔”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
むかし30.0%
いにしえ20.0%
いにしへ20.0%
こせき20.0%
コセキ10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“古昔”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 政治 > 国家の形態・政治体制100.0%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > アジア25.0%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ここは古昔むかしより女のあることを許さねば、酌するものなどすべて男の児なるもなかなかにきびきびしくて好し。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その他も皆そんなもので一向不思議ふしぎな事はないが、この辺の山の一体の形を見ますと古昔むかしは噴火山があったのじゃああるまいかと思われるような形跡けいせきもあります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
古昔いにしえは水の清かりしをもて人の便とするところとなりて、住むもの自ら多かりけむ、この川筋には古き器物を出すこと多し。
水の東京 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
府中はいまさら説くまでもなく、古昔いにしえの国府の所在地で、六所明神は府中の惣社そうじゃ
怪異暗闇祭 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
古昔いにしへの尊き使徒が異教人の国を望んだ時の心地だ。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
古昔いにしへの預言者は近世ちかごろに望むべからず、近世きんせいの預言者は文字の人なりと言へる、己れみづから一預言者なるカアライルの言を信ずることを得ば、我は徳川氏時代に於ける預言者を其思想界の文士に求めざるを得ず。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
山重なって森深く、岩たたなわって谷をなし、天龍の川の流るる所、古昔こせきより神仙住居すまいして、深紅のぼたんの花を養う。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
古昔こせき穴国あなのくに穴済あなのわたり穴海あなのうみ和武尊やまとだけのみこと悪神を殺戮するの地なり。日本紀景行紀によるに此辺みな海也。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
オモンミルニ、古昔コセキ、那県ノ制、全国ノ丁壮ヲ募リ、軍団ヲ設ケ、以テ国家ヲ保護ス、固ヨリ兵農ノ分ナシ。