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『知々夫紀行』
ふりがな文庫
『
知々夫紀行
(
ちちぶきこう
)
』
八月六日、知々夫の郡へと心ざして立出ず。年月隅田の川のほとりに住めるものから、いつぞはこの川の出ずるところをも究め、武蔵禰乃乎美禰と古の人の詠みけんあたりの山々をも見んなど思いしことの数次なりしが、ある時は須田の堤の上、ある時は綾瀬の橋の央 …
著者
幸田露伴
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「太陽」博文館、1899(明治32)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
急
(
にわか
)
食
(
とう
)
質
(
きじ
)
芳
(
かお
)
退
(
まか
)
徘徊
(
たもとお
)
見
(
あらわ
)
称
(
となえ
)
擬
(
よそ
)
昼食
(
ひるげ
)
岐路
(
わかれじ
)
甲冑
(
よろいかぶと
)
宜
(
うべ
)
傍
(
かたえ
)
美
(
うま
)
間
(
ひま
)
詳
(
くわし
)
中古
(
なかむかし
)
費
(
ついえ
)
存
(
のこ
)
虚妄
(
いつわり
)
歩
(
あゆみ
)
過
(
よ
)
古
(
むかし
)
間
(
あい
)
異
(
かわ
)
私
(
ひそか
)
潤
(
うるおい
)
自然
(
おのずから
)
太古
(
おおむかし
)
窄
(
せばま
)
次
(
ついで
)
是
(
かく
)
縦
(
ほしいまま
)
暈
(
くま
)
鮮
(
すくな
)
盲
(
し
)
甚
(
いた
)
他
(
よそ
)
悪
(
あし
)
態
(
さま
)
所以
(
いわれ
)
迂遠
(
まわりどお
)
凡
(
ただ
)
奇
(
くす
)
凸
(
たか
)
窄
(
せば
)
天
(
そら
)
口惜
(
くちおし
)
架
(
わた
)
線
(
いと
)
時疫
(
えやみ
)
桟
(
かけ
)
誰
(
た
)
導
(
しるべ
)
装置
(
しつら
)
字
(
あざ
)
自然
(
おのず
)
翠色
(
みどり
)
壮
(
さかん
)
因
(
ちな
)
那処
(
いずく
)
嚮導
(
しるべ
)
楼上
(
にかい
)
叫
(
わめ
)
簇立
(
むらだ
)
碑
(
いし
)
丹
(
あか
)
癒
(
いや
)
陸
(
くが
)
階
(
はし
)
匀
(
にお
)
勾
(
かぎ
)
出
(
い
)
男
(
お
)
渇
(
かわき
)
空
(
むな
)
潰
(
つい
)
真
(
まこと
)
市中
(
まちなか
)
相
(
すがた
)
訓
(
よ
)
強言
(
しいごと
)
彩色
(
いろどり
)
碧
(
みどり
)
径路
(
こみち
)
瑞西
(
スイツル
)
得
(
う
)
獲
(
と
)
装置
(
しかけ
)
猥
(
みだり
)
燭
(
ひ
)
様
(
よう
)
欠片
(
かけ
)
昇降
(
のぼりくだり
)
昏
(
くら
)
簇
(
むら
)
栄
(
はえ
)
朝食
(
あさげ
)
紫色
(
むらさき
)