“太古”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいこ81.8%
おほむかし6.1%
むかし6.1%
いにしへ3.0%
おおむかし3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太古たいこ遺跡ゐせき發掘はつくつに、はじめてくだしたのは、武藏むさし權現臺ごんげんだいである。それは品川しながはたくからきはめてちかい、荏原郡えばらぐん大井おほゐ小字こあざこと
太古おほむかしからその年代までの人数にんずを数へ立てたら、随分なすうのぼるだらうが、その残りがみんな天国に居るとすると、神様のお裁きも、かなりい加減なものと言はなければならない。
太古むかしの戦車のやうに走つて見よう。」
陽に酔つた風景 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
太古いにしへより煙のぼらね
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
氷の雨塚とは太古おおむかしのいまだ開けざる頃の人の住家もしくは墓穴のたぐいを、むかし氷の雨降りたる時人々の隠れたりしところならんと後のものの思いしより呼びならわせし名にやあるべき
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)