“階”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きざはし50.0%
かい32.4%
はし4.1%
はしご4.1%
がい3.4%
きぎはし1.4%
きだ1.4%
きざ0.7%
きざは0.7%
さぎはし0.7%
(他:2)1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“階”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩71.4%
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集33.3%
文学 > フランス文学 > 詩13.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
やがて、向直ってきざはしを下りて来た。引合わせている袖の下が、脇明わきあけれるまで、ふっくりと、やや円い。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
このきざはしの頂まで汝を導く權能ちからをさして今我汝に請ふ、時到らばわが苦患なやみおもへ。 一四五—一四七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
と、その町なかの一けん旗亭きていの二かいで、まどから首をだして、のんきに下をながめている男が感心していた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この男、京都にいたことがあるとみえて、旗亭きていの二かいから首をだして、そのながめを大文字山の火祭に見立みたてた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして一座を見渡したのち、広い母屋おもやを廻って、二人を三段のはしの所まで引き出し、こおった土の上に衝き落す。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
律師は偏衫へんさん一つ身にまとって、なんの威儀をもつくろわず、常燈明の薄明りを背にして本堂のはしの上に立った。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
廊下を奥へ突き当たって左へ曲った所に余り高くないはしごが有って三階へ登る様に成って居る。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
長谷川与次ともつぐが、織田九郎次へいって、廻廊からはしごを降りかけた。そのときである。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ぐろどぶ燈火ともしびうつる三がいさわぎもごと
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
『あれ/\、あそこにへる宏壯りつぱな三がいいへ!』
其時そのときかゝつたのは、ほこらまへきぎはしから廻廊くわいらうしたけて
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
汝の聞かんと欲するは、この淑女がかく長ききぎはしをば汝に昇るをえしめし處なる高き園の中に神の我を置給ひしは幾年前いくとせさきなりしやといふ事 一〇九—一一一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
そのいと低ききださへかく大いなる光を己が中に集むるに、花片はなびら果るところにてはこの薔薇の廣さいかばかりぞや 一一五—一一七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
帝王のただにまししぎよくきだ我ぞ踏みのぼる松風をあはれ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
稲の穂の千田ちたきざをなし靡く時唯ならぬかな姥捨の秋
晶子鑑賞 (新字旧仮名) / 平野万里(著)
きれいに掃き清められたきざはしの下にうずくまって、
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
本堂は桐紋きりもんの幕に囲まれていた。それも、廻廊も、さぎはしも、梅雨湿じめりで水気を含んでいないものはない。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
カイニ映ズ 碧草ヘキソウオノズカ春色シュンショク
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
家は普通の大きさで、間数も相当あるんだけれど、往来にむかった二階の一室を私たちが借りているきりで、おなじフロアのほかの部屋も、三階も、下宿の看板を掲げて人さえ見ると来てもらいたがっているくせに、どういうものかがらきにあいているんだから