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階
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はしご
ふりがな文庫
“
階
(
はしご
)” の例文
廊下を
界
(
さかい
)
として一つ屋根の下が二階と三階とに建て分けて有るのだ、廊下を奥へ突き当たって左へ曲った所に余り高くない
階
(
はしご
)
が有って三階へ登る様に成って居る。
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
門者に秘書官相沢が室の番号を問ひて、久しく踏み慣れぬ大理石の
階
(
はしご
)
を登り、中央の柱に「プリユツシユ」を被へる「ゾフア」を据ゑつけ、正面には鏡を立てたる前房に入りぬ。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
長谷川
与次
(
ともつぐ
)
が、織田九郎次へいって、廻廊から
階
(
はしご
)
を降りかけた。そのときである。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
時
(
とき
)
」の
階
(
はしご
)
のあがりおり、
小股
(
こまた
)
に
刻
(
きざ
)
む
音
(
おと
)
なひは
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
「天へ
階
(
はしご
)
をかけて昇っていくの。」
偸桃
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
▼ もっと見る
目科も此上問うの益なきを見て取りしか
達
(
たっ
)
て
推問
(
おしと
)
わんともせず、是にて藻西太郎を残し余と共に牢を出で、
階
(
はしご
)
を下りて再び鉄の門を抜け、廊下を潜り庭を
過
(
よぎ
)
り、余も彼れも
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
「時」の
階
(
はしご
)
のあがりおり、
小股
(
こまた
)
に
刻
(
きざ
)
む
音
(
おと
)
なひは
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
“階”の意味
《名詞》
(カイ)多数の層からなる建築物においてそれぞれの層もこと。
(カイ)階段のこと。きざはし、きだはし。
(カイ)官吏の序列。位階。
(出典:Wiktionary)
“階”の解説
階(かい、en: floor、イギリス英語:storey、アメリカ英語:story、英語:level, deck)は、多数の層からなる建築物におけるそれぞれの層である。建築物の層を数える助数詞としても用いられる。
(出典:Wikipedia)
階
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
“階”を含む語句
階段
石階
階上
階梯
階級
階建
階下
二階
裏階子
玉階
階子
三階
中二階
表階子
階隠
三階建
四階
知識階級
段階
階下座敷
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