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中二階
ふりがな文庫
“中二階”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちゅうにかい
66.7%
ちうにかい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゅうにかい
(逆引き)
宗近君はずんど
切
(
ぎり
)
の
洋袴
(
ズボン
)
を二本ぬっと立てた。
仏見笑
(
ぶっけんしょう
)
と
二人静
(
ふたりしずか
)
と
蜆子和尚
(
けんすおしょう
)
と
活
(
い
)
きた
布袋
(
ほてい
)
の置物を残して廊下つづきを
中二階
(
ちゅうにかい
)
へ上る。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あるひは楽屋
稲荷町
(
いなりまち
)
の混雑、
中二階
(
ちゅうにかい
)
女形部屋
(
おんながたへや
)
の
体
(
てい
)
、また
欞子窓
(
れんじまど
)
に
縄暖簾
(
なわのれん
)
下
(
さ
)
げたる怪しき入口に
五井屋
(
ごいや
)
と
記
(
しる
)
して
大振袖
(
おおふりそで
)
に
駒下駄
(
こまげた
)
の
色子
(
いろこ
)
過ぎ行くさまを描きしは
蔭間茶屋
(
かげまぢゃや
)
なるべきか。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
中二階(ちゅうにかい)の例文をもっと
(4作品)
見る
ちうにかい
(逆引き)
中二階
(
ちうにかい
)
の
六疊
(
ろくでふ
)
を
中
(
なか
)
にはさんで、
梯子段
(
はしごだん
)
が
分
(
わか
)
れて
二階
(
にかい
)
が
二間
(
ふたま
)
、
八疊
(
はちでふ
)
と
十疊
(
じふでふ
)
——ざつとこの
間取
(
まど
)
りで、なかんづくその
中二階
(
ちうにかい
)
の
青
(
あを
)
すだれに、
紫
(
むらさき
)
の
總
(
ふさ
)
のしつとりした
岐阜提灯
(
ぎふぢやうちん
)
が
淺葱
(
あさぎ
)
にすくのに
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
また
魚半
(
ぎよはん
)
の
中二階
(
ちうにかい
)
。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
中二階(ちうにかい)の例文をもっと
(2作品)
見る
“中二階”の解説
中二階(ちゅうにかい)またはメザニン(mezzanine)は、建築物の主要な階層の中間にある床であり、通常は階数に数えない。中二階では天井が低く、バルコニーのような形状をしていることが多い。劇場では、一番低いバルコニーまたはそのバルコニーの最前列から数列の席をメザニンと呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
階
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
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