“六疊”の読み方と例文
読み方割合
ろくでふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
給金きふきんをのこらず夜具やぐにかける、くのが二枚にまいうへへかけるのが三枚さんまいといふ贅澤ぜいたくで、下階した六疊ろくでふ一杯いつぱいつて、はゞかりへきかへりあし踏所ふみどがない。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
爪尖上つまさきあがりの廊下らうかから、階子段はしごだん一度いちどトン/\とりて、バタンととびらけてはひつた。縁側えんがはづきのおつな六疊ろくでふ
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
よくものをかんがよ、なんぢつねまへるところらず、六疊ろくでふか、八疊はちでふか、ひろさも十疊じふでふぎざるべし。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)