“六疊敷”の読み方と例文
読み方割合
ろくでふじき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとむかうの廣室ひろまかうと、あへぎ/\六疊敷ろくでふじきたてつてくのだが、またゝうちおよ五百里ごひやくり歩行あるいたやうにかんじて、疲勞ひらうしてへられぬ。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
こぼれ松葉まつばつちになるまで二人ふたりともにとちぎりしものをわればかりなにとしておくるべきとあしずりしてなげきしがいのち果敢はかなくとゞめられてふたゝんともおもはざりし六疊敷ろくでふじき部屋へや
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)