トップ
>
『火の用心の事』
ふりがな文庫
『
火の用心の事
(
ひのようじんのこと
)
』
紅葉先生在世のころ、名古屋に金色夜叉夫人といふ、若い奇麗な夫人があつた。申すまでもなく、最大なる愛讀者で、宮さん、貫一でなければ夜も明けない。 ——鬘ならではと見ゆるまでに結做したる圓髷の漆の如きに、珊瑚の六分玉の後插を點じたれば、更に白襟 …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約32分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
香
(
かうば
)
聞
(
ま
)
來
(
かへ
)
長
(
ながし
)
頭
(
づ
)
香
(
かをり
)
浮
(
うつか
)
結
(
ゆひ
)
上
(
うは
)
黄
(
ぎ
)
注
(
ちう
)
和
(
あ
)
錢
(
もん
)
合
(
あひ
)
故
(
こ
)
類
(
たと
)
引包
(
ひつくる
)
家中
(
いへぢう
)
上被
(
うはつぱ
)
寂寞
(
しん
)
香
(
にほひ
)
中
(
ちう
)
象徴
(
しやうちよう
)
九日
(
こゝぬか
)
一切
(
ひとき
)
言立
(
いひた
)
矢張
(
やつぱ
)
上
(
うへ
)
空
(
す
)
小
(
ちひさ
)
醤油
(
したぢ
)
柔
(
やはら
)
勢
(
いきほ
)
覺
(
おぼえ
)
人氣
(
ひとつけ
)
前
(
まへ
)
狼狽
(
らうばい
)
退
(
しりぞ
)
牛肉
(
ぎう
)
故
(
ことさ
)
切
(
きり
)
突込
(
つツこ
)
澤山
(
だくさん
)
一
(
いち
)
月夜
(
づきよ
)
朱
(
しゆ
)
言
(
ことば
)
通
(
とほ
)
平
(
たひら
)
埋
(
い
)
光景
(
くわうけい
)
正
(
たゞ
)
入
(
いり
)
方
(
はう
)
料
(
れう
)
紹介
(
せうかい
)
臭
(
にほひ
)
謝
(
しや
)
漸
(
やつ
)
味
(
あぢ
)
大
(
おほ
)
小
(
ちひ
)
際
(
さい
)
可笑
(
をかし
)
相
(
あひ
)
苦笑
(
くせう
)
密
(
そつ
)
除
(
のぞ
)
祖母
(
そぼ
)
費
(
つひや
)
一年
(
あるとし
)
覺
(
さま
)
家
(
いへ
)
投
(
なげ
)
鯱
(
しやちほこ
)
承
(
うけたまは
)
女
(
をんな
)
鐸
(
すゞ
)
茅屋
(
ばうをく
)
好
(
この
)
通
(
つう
)
指
(
ゆび
)
預
(
あづか
)
心
(
こゝろ
)
御
(
お
)
銀色
(
ぎんしよく
)
暮
(
くれ
)
落
(
おち
)
晩食
(
ばんしよく
)
背負
(
しよ
)
化粧
(
けしやう
)
明
(
あきら
)
包
(
つゝ
)
呼
(
よび
)
分
(
ぶん
)
吹雪
(
ふゞき
)
呼吸
(
こきふ
)
觀音
(
くわんおん
)
出
(
い
)
初
(
はじ
)