“月夜”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つきよ66.7%
げつや12.3%
つくよ8.8%
づきよ5.3%
づくよ3.5%
ツクヨ3.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“月夜”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩28.6%
言語 > 日本語 > 音声 音韻 文字18.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
おかあさんと 三にんが とを あけて、そとを ながめました。こがらしが ふいて、すみわたった いい 月夜つきよでした。
こがらしの ふく ばん (新字新仮名) / 小川未明(著)
ただ『大和物語』などに書いてあるのは、その晩はちょうど好い月夜つきよで、じっと山をながめていると悲しくなった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ベデカア氏は月夜げつやの光景をめたが、この下で折柄をりから時雨しぐれに立濡れた僕の感じも悪くなかつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
すぢ日本につぽんうるはしき乙女おとめ舞衣まひぎぬ姿すがたが、月夜げつやにセイヌかは水上みなか彷徨さまよふてるといふ
おもはぬに時雨しぐれあめりたれど天雲あまぐもれて月夜つくよさやけし 〔巻十・二二二七〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
渡津海わたつみ豊旗雲とよはたぐも入日いりひさし今夜こよひ月夜つくよ清明あきらけくこそ 〔巻一・一五〕 天智天皇
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
夜が更けるに従つて秋めいた星月夜づきよとなつたが、河筋を伝つて北から吹く風が今日けふにはかに取出した冬服をとほして寒い。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
すると、四人が橋を渡りおえるとともに、いまがいままで、さえざえと夜明けの光をたたえていたあたりは、また、どんよりとしたおぼろ月夜づきよとなり、人声や車の雑音ざつおんもバッタリ聞えなくなった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ゆふ月夜づくよ ほのめしあぢさゐの、はなも まどかにきみちにけり
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
三界さんがい・ふぶき月夜づくよ
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
イ段の仮名にあたる音がウ段にあたる音に(カミカムながら、身実ムザネツキ月夜ツクヨ
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
また、「キ、ヒ、ミ」も「ツキ」が「月夜ツクヨ」となり、「」が「火中ホナカ」となり、「カミ」が「神風カムカゼ」となり、「」が「むくろ」(骸)となり、「」が「木立コダチ」になります。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)