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月夜
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づきよ
ふりがな文庫
“
月夜
(
づきよ
)” の例文
夜が更けるに従つて秋めいた星
月夜
(
づきよ
)
となつたが、河筋を伝つて北から吹く風が
今日
(
けふ
)
俄
(
にはか
)
に取出した冬服を
徹
(
とほ
)
して寒い。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
瓦
(
かはら
)
を
粉
(
こ
)
にしたやうな
眞赤
(
まつか
)
な
砂煙
(
すなけむり
)
に、
咽喉
(
のど
)
を
詰
(
つま
)
らせて
歸
(
かへ
)
りがけ、
見付
(
みつけ
)
の
火
(
ひ
)
の
見
(
み
)
櫓
(
やぐら
)
の
頂邊
(
てつぺん
)
で、かう、
薄赤
(
うすあか
)
い、おぼろ
月夜
(
づきよ
)
のうちに、
人影
(
ひとかげ
)
の
入亂
(
いりみだ
)
れるやうな
光景
(
くわうけい
)
を
見
(
み
)
たが。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
すると、四人が橋を渡りおえるとともに、いまがいままで、さえざえと夜明けの光をたたえていたあたりは、また、どんよりとしたおぼろ
月夜
(
づきよ
)
となり、人声や車の
雑音
(
ざつおん
)
もバッタリ聞えなくなった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きらら
月夜
(
づきよ
)
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
“月夜”で始まる語句
月夜烏
月夜段
月夜照
月夜見尊
月夜狐
月夜茸
月夜蟹
月夜見
月夜鴉