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咽喉
ふりがな文庫
“咽喉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のど
91.9%
のんど
4.0%
いんこう
3.3%
のどぶえ
0.3%
のみど
0.3%
のどもと
0.1%
ノド
0.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のど
(逆引き)
聞くだけで
咽喉
(
のど
)
の詰まるような、食欲を吹き飛ばすようなあのバナールな呼び声も、これは幸いにさっぱり聞かなくなってしまった。
物売りの声
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
咽喉(のど)の例文をもっと
(50作品+)
見る
のんど
(逆引き)
一束の黒髪はそのまま遂に
起
(
た
)
たざりし、尉官が両の手に残りて、ひょろひょろと立上れる、お通の口は喰破れる良人の
咽喉
(
のんど
)
の血に染めり。
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
咽喉(のんど)の例文をもっと
(28作品)
見る
いんこう
(逆引き)
何はともかく、本土に近い海路の
咽喉
(
いんこう
)
岡崎の港——
撫養
(
むや
)
街道を駆けぬけて周馬を追い越し、そこできゃつを引っ捕えなければならぬ。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
咽喉(いんこう)の例文をもっと
(23作品)
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▼ すべて表示
のどぶえ
(逆引き)
飛
(
とん
)
でかかれば黄金丸も、
稜威
(
ものもの
)
しやと振り
払
(
はらっ
)
て、また
噬
(
か
)
み付くを
丁
(
ちょう
)
と
蹴返
(
けかえ
)
し、その
咽喉
(
のどぶえ
)
を
噬
(
かま
)
んとすれば、
彼方
(
あなた
)
も去る者身を沈めて、黄金丸の
股
(
もも
)
を噬む。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
咽喉(のどぶえ)の例文をもっと
(2作品)
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のみど
(逆引き)
夜哭きする食用蛙風にゐて
春寒
(
しゆんかん
)
なれや
咽喉
(
のみど
)
つづかず
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
咽喉(のみど)の例文をもっと
(2作品)
見る
のどもと
(逆引き)
隙
(
すか
)
さず
咽喉
(
のどもと
)
へ
突貫
(
つきとほ
)
さんとしけれども
手先
(
てさき
)
狂
(
くる
)
ひて
頬
(
ほゝ
)
より口まで
斬付
(
きりつけ
)
たり源八
悶
(
もだえ
)
ながら顏を見ればお
高
(
たか
)
なりしにぞ
南無
(
なむ
)
三と
蹴倒
(
けたふ
)
して
其所
(
そこ
)
を
飛出
(
とびいだ
)
し
連
(
つれ
)
の
佐
(
さ
)
七と
倶
(
とも
)
に
後
(
あと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
咽喉(のどもと)の例文をもっと
(1作品)
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ノド
(逆引き)
だが、
身狭刀自
(
ムサノトジ
)
自身のうちにも、もだ/″\と
咽喉
(
ノド
)
につまつた物のある感じが、残らずには居なかつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
咽喉(ノド)の例文をもっと
(1作品)
見る
“咽喉”の解説
咽喉(いんこう)は、首の一部であり、頸椎の前方にある。内部は咽頭と喉頭から構成され、口の奥、食道と気管の上にある。咽喉の重要な特徴として、食道と気管を分け、食物が気管に入るのを防ぐ喉頭蓋がある。
咽喉には、咽頭と喉頭のほかにさまざまな血管と筋肉がある。哺乳類の咽喉にある骨は、舌骨と鎖骨だけである。
(出典:Wikipedia)
咽
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
喉
常用漢字
中学
部首:⼝
12画
“咽喉”で始まる語句
咽喉笛
咽喉仏
咽喉元
咽喉首
咽喉頸
咽喉部
咽喉太
咽喉佛
咽喉輪
咽喉管
検索の候補
咽喉笛
咽喉仏
咽喉首
咽喉元
咽喉太
咽喉部
咽喉頸
咽喉佛
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咽喉輪
“咽喉”のふりがなが多い著者
泉鏡花
夏目漱石
夢野久作
海野十三
宮沢賢治
長谷川時雨
国枝史郎
吉川英治
永井荷風
寺田寅彦