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蹴倒
ふりがな文庫
“蹴倒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けたお
77.8%
けたふ
11.1%
けた
3.7%
けたほ
3.7%
けたを
3.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けたお
(逆引き)
忠作が
武者振
(
むしゃぶ
)
りつくのを
一堪
(
ひとたま
)
りもなく
蹴倒
(
けたお
)
す、蹴られて忠作は
悶絶
(
もんぜつ
)
する、大の男二人は
悠々
(
ゆうゆう
)
としてその葛籠を背負って裏手から姿を消す。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
蹴倒(けたお)の例文をもっと
(21作品)
見る
けたふ
(逆引き)
さし出し夫より
四邊
(
あたり
)
を
立働
(
たちはたら
)
く
隙
(
ひま
)
に
傍
(
かたは
)
らに立掛ありし鐵の
延棒
(
のべぼう
)
を
故意
(
わざ
)
と足にて
蹴倒
(
けたふ
)
し見るに少しも
動
(
うご
)
かず因て彌助は目方を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蹴倒(けたふ)の例文をもっと
(3作品)
見る
けた
(逆引き)
『道楽はイクラしても構わん。
貴様
(
ぬし
)
が儲けて
貴様
(
ぬし
)
が遊ぶ事じゃケニ文句は云わんが、赤の他人でも親類になる……見ず知らずの他人の娘でも
蹴倒
(
けた
)
おす金の威光だけは見覚えておけよ』
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
蹴倒(けた)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
けたほ
(逆引き)
下人は、すばやく、老婆の
着物
(
きもの
)
を剥ぎとつた。それから、
足
(
あし
)
にしがみつかうとする老婆を、
手荒
(
てあら
)
く屍骸の上へ
蹴倒
(
けたほ
)
した。梯子の口までは、
僅
(
わづか
)
に五歩を數へるばかりである。
羅生門
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蹴倒(けたほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
けたを
(逆引き)
其他
(
そのほか
)
一團
(
いちだん
)
の
賤劣
(
せんれつ
)
なる
下等船客
(
かとうせんきやく
)
で、
自己
(
おのれ
)
の
腕力
(
わんりよく
)
に
任
(
まか
)
せて、
他
(
た
)
を
突除
(
つきの
)
け
蹴倒
(
けたを
)
して、
我先
(
われさき
)
にと
艇中
(
ていちう
)
に
乘移
(
のりうつ
)
つたのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
蹴倒(けたを)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹴
常用漢字
中学
部首:⾜
19画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“蹴”で始まる語句
蹴
蹴出
蹴飛
蹴落
蹴上
蹴鞠
蹴散
蹴込
蹴立
蹴返
“蹴倒”のふりがなが多い著者
富田常雄
押川春浪
林不忘
作者不詳
中里介山
樋口一葉
芥川竜之介
吉川英治
太宰治
森鴎外