トップ
>
武者振
ふりがな文庫
“武者振”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むしゃぶ
68.2%
むしゃぶり
13.6%
むしやぶり
9.1%
むしゃぶるい
4.5%
むしやぶる
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしゃぶ
(逆引き)
忠作が
武者振
(
むしゃぶ
)
りつくのを
一堪
(
ひとたま
)
りもなく
蹴倒
(
けたお
)
す、蹴られて忠作は
悶絶
(
もんぜつ
)
する、大の男二人は
悠々
(
ゆうゆう
)
としてその葛籠を背負って裏手から姿を消す。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
武者振(むしゃぶ)の例文をもっと
(15作品)
見る
むしゃぶり
(逆引き)
先君の
弔
(
とむらい
)
合戦と申して、せがれ秀勝も髪を
剃
(
お
)
ろさんといい、堀秀政も剃髪すると云い出したが、お身らは若い、それまでには及ばぬ。
武者振
(
むしゃぶり
)
こそ作れと、ようやくあちらで止めて参った。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
武者振(むしゃぶり)の例文をもっと
(3作品)
見る
むしやぶり
(逆引き)
といきなり両手を拡げて
武者振
(
むしやぶり
)
ついたと思ふと、力一杯頭突を食はせた。法律の箇条書で一杯詰つてゐる筈の頭は、案外空つぽだつたと見えて、缶詰の
空殻
(
あきがら
)
を投げたやうに、かんと音がした。
酒
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
武者振(むしやぶり)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
むしゃぶるい
(逆引き)
また、三四年まえに、お祖母さんが自分にかくしてしまいこんでいた羊羹の折箱を、そっと盗み出して、裏の畑で存分にふみつけてやったことを思い出し、何か
武者振
(
むしゃぶるい
)
いのようなものを全身に感じた。
次郎物語:02 第二部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
武者振(むしゃぶるい)の例文をもっと
(1作品)
見る
むしやぶる
(逆引き)
爽
(
さわ
)
やかな夜風が襟に吹いて、上野の鐘が頭の上で鳴るやうに、九つを告げます。その最後の音が
余韻
(
よゐん
)
を殘して闇の中に消えると、平次は何んとはなしに
武者振
(
むしやぶる
)
ひを感じました。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
武者振(むしやぶる)の例文をもっと
(1作品)
見る
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“武者振”で始まる語句
武者振付
武者振附
検索の候補
武者振付
武者振附
天晴武者振
武者
鎧武者
我武者羅
猪武者
我武者
武者溜
武者輩
“武者振”のふりがなが多い著者
森田草平
村井弦斎
下村湖人
中里介山
江戸川乱歩
薄田泣菫
徳田秋声
谷崎潤一郎
岡本かの子
楠山正雄