トップ
>
空殻
ふりがな文庫
“空殻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あきがら
80.0%
しひな
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきがら
(逆引き)
壇の浦で有名な
平家蟹
(
へいけがに
)
などは八本ある足の中の四本を用いて、
蛤
(
はまぐり
)
のごとき貝の
空殻
(
あきがら
)
を背負い、他の四本で
匍
(
ほ
)
うている。
自然界の虚偽
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
店に捨てた多くの
空殻
(
あきがら
)
を集めて小児が積み上げ、その上に蝋燭を
点
(
とも
)
し、行人に一銭を乞いてその料とす。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
空殻(あきがら)の例文をもっと
(4作品)
見る
しひな
(逆引き)
丁度其女房が箕を振る度に、
空殻
(
しひな
)
の
塵
(
ほこり
)
が舞揚つて、人々は黄色い烟を浴びるやうに見えた。省吾はまた、母の
傍
(
わき
)
に居る小娘を指差して、彼が
異母
(
はらちがひ
)
の妹のお作であると話した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
空殻(しひな)の例文をもっと
(1作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
“空殻”のふりがなが多い著者
南方熊楠
薄田泣菫
丘浅次郎
島崎藤村