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悶絶
ふりがな文庫
“悶絶”の読み方と例文
読み方
割合
もんぜつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もんぜつ
(逆引き)
稚児輪
(
ちごわ
)
姿
(
すがた
)
の牛若丸が笛にしめりを与えると同時に、突然
苦悶
(
くもん
)
のさまを現わして、水あわを吹きながら、その場に
悶絶
(
もんぜつ
)
いたしました。
右門捕物帖:05 笛の秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
伊那丸
(
いなまる
)
の馬は、
蹄
(
ひづめ
)
を
蹴
(
け
)
って横飛びにぶったおれた。
咲耶子
(
さくやこ
)
は、
竿立
(
さおだ
)
ちとなった
駒
(
こま
)
のたてがみにしがみついて、
焔
(
ほのお
)
のまえに
悶絶
(
もんぜつ
)
した。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
忠作が
武者振
(
むしゃぶ
)
りつくのを
一堪
(
ひとたま
)
りもなく
蹴倒
(
けたお
)
す、蹴られて忠作は
悶絶
(
もんぜつ
)
する、大の男二人は
悠々
(
ゆうゆう
)
としてその葛籠を背負って裏手から姿を消す。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
悶絶(もんぜつ)の例文をもっと
(48作品)
見る
“悶絶”の意味
《名詞》
悶え苦しみ、気を失うこと。
(出典:Wiktionary)
悶
漢検準1級
部首:⼼
12画
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
“悶”で始まる語句
悶
悶々
悶着
悶掻
悶死
悶躁
悶乱
悶踠
悶著
悶転
検索の候補
悩乱悶絶
“悶絶”のふりがなが多い著者
高見順
木下尚江
吉川英治
佐々木味津三
作者不詳
中里介山
北原白秋
林不忘
海野十三
柳宗悦