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悶躁
ふりがな文庫
“悶躁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もが
71.4%
もんそう
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もが
(逆引き)
それでも一生懸命女を捉へようと
悶躁
(
もが
)
いて居たが、身體はブルブル顫へて居て、左の手をかけた卓子の上の、硝子瓶が二つ三つ、相觸れてカチカチと音を立てて居た。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「重い泥の中に
陥
(
はま
)
つた心、それはいくら抜け出ようと
悶躁
(
もが
)
いても足が動かない。だのに、あの人はたゞ、そこを出て来い、抜け出て来いと叱咜して居る。悲しむで居る。」
脱殻
(新字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
悶躁(もが)の例文をもっと
(5作品)
見る
もんそう
(逆引き)
範宴はそれを知るがためにいっそう自責の
悶躁
(
もんそう
)
につつまれた、彼らに対してすら師として臨む資格はないように思われてくる
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元来人間は生きたい生きたいの
悶躁
(
もんそう
)
でばかり動いている。そうしてどうかこうか生を寄するの地をつくっているものだ。
去年
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
悶躁(もんそう)の例文をもっと
(2作品)
見る
悶
漢検準1級
部首:⼼
12画
躁
漢検1級
部首:⾜
20画
“悶”で始まる語句
悶
悶々
悶絶
悶着
悶掻
悶死
悶乱
悶踠
悶著
悶転
検索の候補
焦躁苦悶
“悶躁”のふりがなが多い著者
水野仙子
石川啄木
伊藤左千夫
長塚節
木暮理太郎
吉川英治