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悶々
ふりがな文庫
“悶々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もんもん
88.5%
もん/\
6.6%
もだ/\
3.3%
むしゃくしゃ
1.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もんもん
(逆引き)
幻聴の中では、彼の誠意を
嗤
(
わら
)
うシイカの
蝙蝠
(
こうもり
)
のような笑声を聞いた。かと思うと、何か
悶々
(
もんもん
)
として彼に訴える、清らかな哀音を耳にした。
橋
(新字新仮名)
/
池谷信三郎
(著)
悶々(もんもん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
もん/\
(逆引き)
云い換えれば、道阿弥を織部正則重に擬し、松雪院を桔梗の方に擬して、初恋の人と別れてからの
悶々
(
もん/\
)
の情を晴らしたのである。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
悶々(もん/\)の例文をもっと
(4作品)
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もだ/\
(逆引き)
自分ながら自分の藝術の
貧
(
まづ
)
しいのが他になる、
憐
(
あわれ
)
に
對
(
たい
)
してまた自分に對して
妄
(
なやみ
)
と
不平
(
ふへい
)
が起る。氣が
惓
(
う
)
ンずる、
悶々
(
もだ/\
)
する、何を聞いても見ても
味氣
(
あじき
)
ない。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
悶々(もだ/\)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
むしゃくしゃ
(逆引き)
思切ッてはいないが、思切らぬ訳にもゆかぬから、そこで
悶々
(
むしゃくしゃ
)
する。利害得喪、今はそのような事に頓着無い。只
己
(
おの
)
れに逆らッてみたい、己れの望まない事をして見たい。
鴆毒
(
ちんどく
)
? 持ッて来い。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
悶々(むしゃくしゃ)の例文をもっと
(1作品)
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悶
漢検準1級
部首:⼼
12画
々
3画
“悶々”で始まる語句
悶々事
“悶々”のふりがなが多い著者
三島霜川
吉川英治
ヴィクトル・ユゴー
内田魯庵
徳永直
徳冨蘆花
二葉亭四迷
谷崎潤一郎
ロマン・ロラン
作者不詳