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嗤
ふりがな文庫
“嗤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わら
95.9%
わろ
1.1%
わらい
0.7%
あざわ
0.4%
あざわら
0.4%
わう
0.4%
わらわ
0.4%
アザ
0.4%
ワラ
0.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わら
(逆引き)
今日でも尚そのことが一般に
嗤
(
わら
)
うべきこと、作家にとっても読者にとっても害悪しかないことと理解され切っていないところがあり
ヒューマニズムへの道:文芸時評
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
嗤(わら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
わろ
(逆引き)
見て——柴田、佐久間、そのほか
帷幕
(
いばく
)
の者どもも、
解
(
げ
)
しかねる顔のみしておる。わけて勝家などは、わしが愚かを危ぶみもし、ひそかに
嗤
(
わろ
)
うてもおるようだ
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嗤(わろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
わらい
(逆引き)
そのよりて生じたるゆえんを考うることなく、ただ漫然として自得するはこれあに祖父の心を知るものならんや。むしろ識者の
嗤
(
わらい
)
を招くことなからんや。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
嗤(わらい)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
あざわ
(逆引き)
余りに狼狽したジルベールにはルパンの謀計を了解する
由
(
よし
)
もなく、
徒
(
いたずら
)
に亢奮して
悶
(
もが
)
き騒いだ。ボーシュレーは別に何等の抵抗もせず自暴自棄の体
で
(
てい
)
で、ジルベールの態度を
嗤
(
あざわ
)
らって
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
嗤(あざわ)の例文をもっと
(1作品)
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あざわら
(逆引き)
友野は、少しばかり
反身
(
そりみ
)
になって、胸のバッチを示した。そこには帝国新聞の社章が、霧に濡れて、鈍く、私の
無為徒食
(
むいとしょく
)
を
嗤
(
あざわら
)
うようにくっついていた。
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
嗤(あざわら)の例文をもっと
(1作品)
見る
わう
(逆引き)
黄口児
(
こうこうじ
)
の
口吻
(
こうふん
)
、ただ
嗤
(
わう
)
うておこう。なお聞け孔明、なんじは魏の大帝をさして暗にそのことばをなすのであろうが、天数は変あり、徳ある人に帰す。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嗤(わう)の例文をもっと
(1作品)
見る
わらわ
(逆引き)
私は金に
窮
(
つま
)
つて心中なんぞを為た、と人に
嗤
(
わらわ
)
れましても、
情婦
(
をんな
)
の体を売つたお陰で、やうやう
那奴
(
あいつ
)
等は助つてゐるのだ、と一生涯言れますのは
不好
(
いや
)
で御座います。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
嗤(わらわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
アザ
(逆引き)
何となく、国学者・儒者のもの/\しさを、
嗤
(
アザ
)
笑つてゐるやうに見える。町はづれに還り住んだ家を藁屋と言つたのも、やはり其であらう。
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
嗤(アザ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ワラ
(逆引き)
尠くとも、彼の舞台に唆られた覚えのある同年輩の浪花びとの中には、この心を知つて
嗤
(
ワラ
)
はぬ者もあるだらう。
街衢の戦死者:――中村魁車を誄す――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
嗤(ワラ)の例文をもっと
(1作品)
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嗤
漢検1級
部首:⼝
13画
“嗤”を含む語句
嗤笑
物嗤
嘲嗤
可嗤
可嗤的
“嗤”のふりがなが多い著者
吉川英治
中島敦
徳田秋声
佐々木味津三
海野十三
山本周五郎
林不忘
織田作之助
谷崎潤一郎
室生犀星