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嗤笑
ふりがな文庫
“嗤笑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ししょう
43.5%
しせう
30.4%
ものわらひ
8.7%
あざわら
4.3%
ししよう
4.3%
せせらわら
4.3%
わらい
4.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ししょう
(逆引き)
……今後もし夫人を離婚せられずんば、……貴下は万人の
嗤笑
(
ししょう
)
する所となるも……
微衷不悪
(
びちゅうあしからず
)
御推察……敬白。貴下の忠実なる友より。
影
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
嗤笑(ししょう)の例文をもっと
(10作品)
見る
しせう
(逆引き)
夫が凡て自分や久米を
嗤笑
(
しせう
)
し軽蔑して居るやうに聞える。凡そその時の二、三十分間のイヤな心持は、恐らく自分の生涯に二度とあるまい。
学生時代の久米正雄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
嗤笑(しせう)の例文をもっと
(7作品)
見る
ものわらひ
(逆引き)
今
(
いま
)
我
(
わ
)
れ
松野
(
まつの
)
を
捨
(
す
)
てゝ
竹村
(
たけむら
)
の
君
(
きみ
)
まれ
誰
(
た
)
れにまれ、
寄
(
よ
)
る
邊
(
べ
)
を
开所
(
そこ
)
と
定
(
さ
)
だめなば
哀
(
あは
)
れや
雪三
(
せつざう
)
は
身
(
み
)
も
狂
(
きやう
)
すべし、
我
(
わが
)
幸福
(
かうふく
)
を
求
(
もと
)
むるとて
可惜
(
あたら
)
忠義
(
ちうぎ
)
の
身
(
み
)
世
(
よ
)
の
嗤笑
(
ものわらひ
)
にさせるゝことかは
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
嗤笑(ものわらひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あざわら
(逆引き)
貫一は吾を忘れて
嗤笑
(
あざわら
)
ひぬ。彼はその
如何
(
いか
)
に
賤
(
いやし
)
むべきか、謂はんやうもあらぬを
念
(
おも
)
ひて、更に
嗤笑
(
あざわら
)
ひ猶嗤笑ひ、
遏
(
や
)
めんとして又嗤笑ひぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
嗤笑(あざわら)の例文をもっと
(1作品)
見る
ししよう
(逆引き)
男は
歯咬
(
はがみ
)
しつつ苦しげに
嗤笑
(
ししよう
)
せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
嗤笑(ししよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
せせらわら
(逆引き)
渠
(
かれ
)
の友は
嗤笑
(
せせらわら
)
いぬ。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嗤笑(せせらわら)の例文をもっと
(1作品)
見る
わらい
(逆引き)
しばしば
巷
(
ちまた
)
を
徘徊
(
はいかい
)
していたので、むかし
嗤笑
(
わらい
)
を買った身が、今はあの兇行の連続にもかかわらず、憎悪はむしろ帯刀一家に移って
くろがね天狗
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
嗤笑(わらい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“嗤笑”の意味
《名詞》
嗤笑(ししょう)
相手を見下して笑うこと。嘲笑うこと。
(出典:Wiktionary)
嗤
漢検1級
部首:⼝
13画
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
“嗤”で始まる語句
嗤
“嗤笑”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
本庄陸男
山路愛山
牧野富太郎
井上円了
樋口一葉
高浜虚子
菊池寛
幸田露伴
芥川竜之介