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遏
ふりがな文庫
“遏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
や
41.7%
と
16.7%
とゞ
16.7%
とど
8.3%
とどま
8.3%
よ
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
や
(逆引き)
扨、其続きだが、小便の音もぢきに
遏
(
や
)
んでしまつた。と思ふ内、沙漠先生、何と思つたか俺を捕へた。と、それから後は君と同じ。
俺の記
(新字旧仮名)
/
尾崎放哉
(著)
遏(や)の例文をもっと
(5作品)
見る
と
(逆引き)
再び手出しもならざらんやう、
陰
(
かげ
)
ながら
卑怯者
(
ひきようもの
)
の息の根を
遏
(
と
)
めんと、気も
狂
(
くるはし
)
く力を
竭
(
つく
)
せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
遏(と)の例文をもっと
(2作品)
見る
とゞ
(逆引き)
世には斯かる
氣高
(
けだか
)
き美しき
女子
(
をなご
)
も有るもの哉と心
竊
(
ひそか
)
に駭きしが、雲を
遏
(
とゞ
)
め雲を
𢌞
(
めぐら
)
す
妙
(
たへ
)
なる舞の
手振
(
てぶり
)
を見もて行くうち、
胸
(
むね
)
怪
(
あや
)
しう轟き、心何となく安からざる如く
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
遏(とゞ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
とど
(逆引き)
太祖の崩ぜるは
閏
(
うるう
)
五月なり、諸王の
入京
(
にゅうけい
)
を
遏
(
とど
)
められて
悦
(
よろこ
)
ばずして帰れるの後、六月に至って
戸部侍郎
(
こぶじろう
)
卓敬
(
たくけい
)
というもの、
密疏
(
みっそ
)
を
上
(
たてまつ
)
る。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
遏(とど)の例文をもっと
(1作品)
見る
とどま
(逆引き)
この証拠物件を
獲
(
え
)
たるがために、渠はその死を思い
遏
(
とどま
)
りて、いちはやく警察署に赴かんと、心変わればいまさら忌まわしきこの
汀
(
みぎわ
)
を離れて、渠は推し
仆
(
たお
)
されたりしあたりを過ぎぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遏(とどま)の例文をもっと
(1作品)
見る
よ
(逆引き)
あのめくらが、いつかの日真犯人を云い
当
(
あて
)
るのじゃないかな、という恐ろしい考えがチラッと僕の心を
遏
(
よ
)
ぎった。
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
遏(よ)の例文をもっと
(1作品)
見る
遏
漢検1級
部首:⾡
13画
“遏”を含む語句
防遏
禁遏
外教禁遏
小遏
擁遏
遏噴
遏密
遏抑
遏止
“遏”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
高山樗牛
尾崎放哉
蒲 松齢
徳田秋声
幸田露伴
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
江戸川乱歩
泉鏡花