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『俺の記』
ふりがな文庫
『
俺の記
(
おれのき
)
』
俺には名前がない、但し人間が付けてくれたのは有るが、其れを云ふのは暫く差控へて置かう。 だが、何も恥かしいので云はぬと云ふわけでは毛頭ない。云ひにくいから云はないのだ。外になんにも理窟はない、冬になれば雪が降る、夜になれば暗くなる、腹が減つ …
著者
尾崎放哉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約42分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
零
(
ぜろ
)
抑
(
そもそも
)
饒舌
(
しやべ
)
辵
(
しんにゆう
)
昵
(
ぢつ
)
拘
(
かか
)
須
(
すべから
)
憧々
(
どうどう
)
三進
(
さつち
)
宥
(
ゆる
)
二進
(
につち
)
生憎
(
あいにく
)
颪
(
おろし
)
頗
(
すこぶ
)
仮令
(
たとい
)
鈕
(
ボタン
)
遏
(
や
)
体
(
てい
)
左袒
(
さたん
)
塩梅
(
あんばい
)
旧
(
もと
)
捻
(
ひね
)
〇
(
ゼロ
)
容易
(
たやす
)
弥縫
(
びほう
)