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左袒
ふりがな文庫
“左袒”の読み方と例文
読み方
割合
さたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さたん
(逆引き)
どうでも今日は行かんすかの一句と、
歌麿
(
うたまろ
)
が『青楼年中行事』の一画面とを対照するものは、容易にわたくしの解説に
左袒
(
さたん
)
するであろう。
雪の日
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
しかし、直覚があるからと言つて、常識を踏み
躙
(
にじ
)
つて了ふ人達には私は
左袒
(
さたん
)
しない。常識は、少くとも自然の外面的『あらはれ』である。
エンジンの響
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
コロムビアのシゲティーもビクターのハイフェッツも名演奏ではあるが、私は少年メニューインの
掴
(
つか
)
んだバッハ魂の雄大端正さに
左袒
(
さたん
)
する。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
左袒(さたん)の例文をもっと
(24作品)
見る
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
袒
漢検1級
部首:⾐
10画
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